ドラム式洗濯機のデメリットがヤバい?メリットはあるの?機能や口コミを徹底検証してみた!

ドラム式洗濯機のデメリットメリット・デメリット

洗濯機は、大きく分けて「ドラム式、縦型」の2種類がります。

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機にはそれぞれデメリットやメリットが存在しますが、今回取り上げるドラム式洗濯機は洗濯機としては最新で使ってみたいと考えている方も多いかと思います。

ですが、そんなドラム式洗濯機にもデメリットが存在します。

ドラム式洗濯機の検索ワードには「二度と買わない、デメリットしかない、やめとけ」などの、とんでもない言葉が飛び交っていますが、果たしてそうなのか、ドラム式洗濯機のデメリット部分を浮き彫りにしたいと思います。

もちろん、ドラム式洗濯機のメリットや機能性や特徴も併せてご紹介していきます。

もし今ドラム式洗濯機が気になっている方は、この記事を参考にしてくださいね。

ドラム式洗濯機のデメリットは?

ドラム式洗濯機のデメリット

・サイズが大きい
・値段が高い
・音がうるさい
・振動が大きい
・洗濯物の制限が多い
・洗浄力が弱い
・脱水力が弱い
・耐久性が低い

順を追って詳細を解説します。

サイズが大きい

ドラム式洗濯機の場合、ドラム部分が横に向いて付いているため、前後左右のサイズが大きめになってきます。製造する上でのアンバランスな構造上の問題もありますが、ずんぐりむっくりで大きくといった外観になるのは必然かなと感じます。

値段が高い

これも、構造上の問題から、バランスがとりずらく作りにくい問題から値段の高騰が考えられます。横に向いたドラムが縦方向へ回転する遠心力に合わせた耐久性が必要ですから、それに使われる部品も多くなってくることから、値段の高騰もやむを得ないと思われますね。

音がうるさい

音の問題も、前述してきたサイズや値段の問題とも比例しますが、すべてがアンバランス的な構造上から発生する問題で、音はその中でも特に問題が発生しやすい場所だと思います。

振動が大きい

振動も、音と相互性が高く、音と振動はともに共存する問題ととらえたほうがよさそうですね。つまり、振動が出ると音も必然的に出てくると思っておいた方がよさそうです。

振動が続けば必然的にひずみが生まれ、音も並行して高くなり、ベアリング部分やブラケットなど繋ぎ部分へのガタの要因も高くなり、故障の原因を加速する事態へと繋がりそうです。

洗濯物の制限が多い

ドラム式洗濯機の洗い方を見ると、縦型洗濯機の横方向へ回転するのと違い、衣類が縦方向へ回転するのが分かると思います。

ドラム式洗濯機の中の衣類の動きが縦に回転する形で、いったん高く持ち上げられる動作が繰り返されるのみで、水と一緒に豪快洗浄する縦型と違い、汚れの多い衣類に対しての洗浄力が低く、比較的汚れの少ない衣類など下着やオシャレ服の洗濯に向いているのではと思われます。

つまり、お子さんが多い家庭で、しかも衣類に汚れが付く頻度が高い衣類の洗浄には向いていない洗濯機になりそうです。

洗浄力が弱い

ドラム式洗濯機の洗浄力が弱い理由は、水とドラムが一体化していないことが、汚れが落ちにくい一番の要因ではないでしょうか?

縦型洗濯機の場合は、ドラムが回れば中の水も回転しますが、ドラム型洗濯機の場合回転しているのはドラムだけです。中にある水は回転しないので、ドラム壁の出っ張り部分にかかる又はその出っ張りにかかった衣類にかかり持ち上げられる動作が行われるだけです。

俗に「たたき洗い」とネーミングが付いた洗浄法ですが、汚れが落ちる確率は低いように思われます。

つまり、縦型洗濯機と比べると水と衣類の摩擦が少ないため、汚れの落ちにくさにつながっている大きな欠点かなとも思えます。

ただ、最近のドラム式洗濯機も、お湯が使えるシステムや泡洗浄効果を利用した洗浄法を導入するなど、従来よりも汚れを落とす能力が高くなっきているのはありがたいシステムだと感じます。

脱水力が弱い

ドラム式洗濯機の脱水メカニズムは、縦型洗濯機と大きく異なり、高速回転での脱水効果を得る縦型と違い、縦方向にゆっくり回転しながら、衣類を持ち上げて乾燥させるタイプがドラム式洗濯機の脱水メカニズム。

つまり、ドラム式洗濯機の乾燥時には、温風乾燥機能が必須ということになります。温風を使いながら衣類を空中に持ち上げて落とす動作によって乾燥させる効果を狙っているからです。

なので、高速回転で水分を搾り取るのと違い、脱水に時間がかかる又は高い温風量が必要になってきそうだといえますが、縦型と違い脱水効果は低くなるのは必至だと思います。

耐久性が低い

口コミを見ていると、故障したなどの件数が多いようにも感じますが、それも先に説明したように、ドラム式洗濯機全体のアンバランス的構造上の問題から発生する耐久性が弱くなるのが大きな問題かなと思われます。

いちばん負荷ががかかる、回転軸部分のベアリングやベルト類が先に故障の対象となる部分だと感じますね。口コミを見ていても、音が大きくなったなどを見ていると限り、芯をとらえるベアリングに損傷をきたす原因になっていそうですから。

そうはいっても、ドラム式洗濯機にもメリットはあります。

ドラム式洗濯機のメリット

ドラム式洗濯機のメリットは

・乾燥技術
・衣類にやさしい
・仕上がりが良い

ドラム式洗濯機の最大のメリットは、なんといっても乾燥技術ではないでしょうか?

上記に「乾燥技術、衣類にやさしい、仕上がりが良い」とメリットを挙げましたが、本当に衣類にやさしくて乾燥技術が凄いと感じますね。

ただ、これも機種によって違ったり、また同じ機種であっても出来合いの良さと悪さが交錯していて、やはり出来のいい洗濯機に当たると非の打ち所がないくらいの良さを感じる人もいるようですね。

ドラム式洗濯機の機能と特徴

・衣類に優しい
・乾燥力が高い

ドラム式洗濯機は衣類にやさしい洗濯が基本なので、オシャレ着を洗うのに向いているという洗濯機。

さらに、乾燥能力が高く、パナソニックを例にとるとヒートポンプ乾燥や低音風パワフル乾燥などエアコンにも使用されている圧縮機(コンプレッサー)を用いた乾燥技術が今までにない高い乾燥効果を生み出しているといえそうです。

ドラム式洗濯機の口コミ評判

ドラムの回転によって洗濯物が絡まりやすいという口コミがあります。特に大きな衣類や細長いものを洗う場合に絡みやすいと感じる人がいます。

ドラム式洗濯機は洗濯時間が長くなることがあり、ドラム式洗濯機以外の洗濯機に比べて時間がかかると感じる人がいます。ただ、洗濯物の種類や設定によっても異なるため、一概には言えないです。

ドラム式洗濯機は、回転するドラムによって洗浄力が高いと評価されることがあります。しつこい汚れや臭いの取り除きに効果があると感じる人もいます。

ドラム式洗濯機は、内部に水滴やカビが溜まりやすいと感じる人がいるようです。定期的なメンテナンスや清掃が必要で、手入れが煩雑だと感じる人もいます。

ドラム式洗濯機は回転するため、一部の安価なモデルでは音や振動が気になるという口コミもあります。アパートや木造建てのマンションなど静かな環境で使用しなければならない場合では注意が必要です。

一般的な口コミ評判ないようでしたが、洗濯機の選択は個人の好みや使用状況によって異なるので、自身や周りの環境に合わせた洗濯機を選ぶことが重要です。

ドラム式洗濯機の選び方

ドラム式洗濯機の選び方で重要になる部分は、家族の人数に合わせた容量のドラム式洗濯機を選ぶのがポイント。

ただ、ここで注意したのがドラム式洗濯機の特徴も言える乾燥機能を生かした購入方法をするのであれば、容量の約半分しか乾燥能能力がないという事実を知ったうえで購入決定を決断するということ。

たとえば、10kの容量のドラム式洗濯機を購入した場合、乾燥能力は5k分になるということです。

ただし、この乾燥は完全乾燥を説明しているわけで、完全に乾かない生乾き状態で干すのであれば、問題ありませんが、完全乾燥を希望される場合は、容量の半分しか完全に乾かないということを頭に入れておきましょう。

さらに、信頼できるメーカーを選ぶのも重要な要素になります。

ドラム式洗濯機の選び方で重要になる部分は、信頼置けるメーカーを選ぶということ。安価に心が揺らいだ結果購入を決意すると、重要なドラム式洗濯機の内部部品の耐久性がデメリットとなる可能性も高くなってしまいます。

安かろう悪かろうにならないためにも、選ぶポイントをしっかりと持ちたいものですよね。

ドラム式洗濯機のおすすめ機種

ドラム式洗濯機のおすすめ機種は、パナソニックの「NA-VX900AL」です。

この機種は、洗濯容量が9kgと大容量で、家族が多い家庭におすすめです。

また、乾燥機能もパナソニック独自の技術が使われ、先に開設した高い乾燥能力を発揮するシステムが搭載されているので、洗濯から乾燥まで一台で完了できます。

さらに、AIエコナビ機能が搭載されているので、水や電気の使用量を節約することも可能。

価格は20万円前後と高めですが、その分機能性や性能は抜群です。ドラム式洗濯機を探している方は、ぜひ検討してみてください。

以下は、ドラム式洗濯機のおすすめ機種をいくつかご紹介します。

パナソニック NA-LX129BL
日立 BD-SX110GL
東芝 TW-127XP2L
シャープ ES-H10G-WR

これらの機種は、いずれも洗濯容量が10kg以上で、高い洗浄力と乾燥機能が搭載されています。

また、AIエコナビ機能や洗剤の自動投入機能などの便利な機能が搭載されているので、家事を効率的にこなしたい方におすすめです。

ドラム式洗濯機の電気代

ドラム式洗濯機の電気代は、機種や使用状況によって異なります。

一般的には、洗濯機の消費電力や使用時間、電気料金の単価などが電気代に影響を与えます。

洗濯機の消費電力は機種によって異なりますが、一般的な範囲では400〜1000ワット程度です。また、洗濯のために使用する時間や頻度も電気代に影響し考慮の対象となってきます。

具体的な電気代を算出するには、下記のデータを利用してください。

・洗濯機の消費電力(ワット数)
・洗濯の頻度(週に何回洗濯するか)
・1回の洗濯にかかる時間(分数)
・電気料金の単価(1キロワット時あたりの料金)

上記データからドラム式洗濯機の電気代を算出することができます。ただ地域や電力会社によって電気料金が異なるため、具体的な金額は個別に確認する必要がありそうですが、違いは微々たる内容です。

また、省エネ機能や節水機能を活用するなど、エネルギー消費を抑える工夫も電気代の節約につながります。

ドラム式洗濯機のQ&A

Q:ドラム式洗濯機と縦型洗濯機、どちらが良いですか?
A:ドラム式洗濯機は洗濯物の摩擦やシワを抑えることができ、縦型洗濯機よりも洗濯物の取り出しがしやすいと言われています。ただし、縦型洗濯機は一般的に価格が安く、狭いスペースに設置しやすいというメリットもあります。

Q:ドラム式洗濯機の洗浄力はどうですか?
A:ドラム式洗濯機は洗濯物を水の中で回転させることで洗浄するため、一般的に縦型洗濯機よりも洗浄力が高いとされています。また、洗濯槽が大きく回転することで洗剤の浸透が良くなり、よりしっかりと洗浄することができます。

Q:ドラム式洗濯機の音は気になりますか?
A:ドラム式洗濯機の動作音は縦型洗濯機よりも静かですが、使用するモーターや機種によって音の差があります。一般的には、夜間や寝室の近くでの使用においても大きな騒音は発生しませんが、購入前に騒音レベルを確認することをおすすめします。

Q:ドラム式洗濯機のメンテナンスは必要ですか?
A:ドラム式洗濯機では定期的なメンテナンスが必要です。洗濯槽やフィルターの清掃、排水ホースの確認などがおすすめです。また、洗濯後には内部を乾燥させたり、ドアを開けて通気させたりすることでカビやニオイの発生を防ぐことができます。

Q:←一人暮らし用のドラム式洗濯機のサイズはどれくらい?
A:一人暮らしの方に適した洗濯機のサイズは、一般的にどれくらいが良いでしょうか?ご参考までに、一人分の洗濯物の量は約1.5kg程度と言われています。もし、一人暮らしで毎日または2日おきに洗濯をする場合は、洗濯機の容量は「4.5kg程度」で十分です。ただし、4kg台の洗濯機は種類が少ないかもしれませんので、一人暮らしの方でも洗濯物をため込みがちな方は、5~6kgサイズの洗濯機が使いやすいでしょう。このサイズであれば、タオルケットやシングル毛布なども洗うことができるため、寝具をこまめに洗いたい方にもおすすめです。

Q:二人暮らしで使えるドラム式洗濯機のサイズは?
A:洗濯物の量や頻度に合わせて、5㎏以上のサイズを選ぶことも考えられます。二人暮らしでは洗濯物が増えることもありますので、6㎏や7㎏サイズの洗濯機が使いやすいかもしれません。

まとめ

ドラム式洗濯機には多くのデメリットがありましたが、この内容も値段と比例する部分が高いようにも思われます。

値段の高いドラム式洗濯機はつくりもシッカリしており、反対に安価ではそれなりのシステムによって耐久性の問題も浮上する可能性が高くなりそうと感じました。

ドラム式洗濯機自体の能力では、縦型と違う一番の要因となっている部分は、水の存在だと思われます。

縦型での洗浄方法は、水と内層が一体となり洗浄しますが、ドラム型洗濯機の場合は、回転はドラムだけで中の水は回転していないため、その分線助力が劣ると考えられるため、汚れをより多く落としたいのあれば縦型洗濯機がおすすめで、汚れは二の次で、乾燥目的が第一と考えている場合は、ドラム式洗濯機がおすすめだと思いました。

ドラム式洗濯機の特徴としては、洗濯物の洗浄力があまく、頑固な汚れやシミには不向きと考えられます。しかし、洗濯物を優しく取り扱うため、衣類の縮みやダメージが軽減されます。

容量が大きいドラム式洗濯機では大容量の洗濯が可能で、一度に多くの洗濯物を入れることができます。さらに、洗濯コースや温度設定、乾燥機能などの機能も充実しています。操作も簡単で、使いやすい操作パネルやタッチスクリーンが備わっています。

ただ、ドラム式洗濯機が得意とする乾燥システムでは、洗浄量の約半分の量しか乾燥できないという事実を考慮に入れての購入をおすすめします。

これらの特徴や利点を考え自分のニーズや予算に合わせて、適切なドラム式洗濯機を選びましょう。

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