我が家の子供たちは、過去3年から5年間にわたってスマイルゼミを利用してきました。
その経験を基に、各兄弟が続けてきた理由ややめた理由について詳しくお伝えします。
これから入会を検討している方や、現在続けていて不安を感じている方、退会を考えている方々にとって参考になれば幸いです。
5年間の継続利用の感想
小学校低学年から始めたスマイルゼミですが、家庭学習の習慣が身につき、とても良かったと感じています。
小学校のテストでは、苦手な漢字を除いて安定した高得点を取ることができました。
また、学習障害の疑いがあっても、普通級の授業についていけたのはスマイルゼミのおかげだと思います。
兄弟が多いため、個々の学習をじっくり見てあげることが難しい中で、採点や解説が不要であったことは非常に助かりました。
毎日の学習習慣が身についたのも、スマイルゼミのおかげです。しかし、親としては続けてほしかったものの、以下の理由で退会することにしました。
3年から5年生までの子供がやめた理由
下の子供は、小学3年生から5年生の途中までの約3年間、スマイルゼミを続けました。
毎日の学習習慣が身についており、学校のテストでも高得点を取ることができていたため、特にやめる理由はありませんでした。
しかし、ある時「ふくしま式『本当の国語力』が身につく問題集」という、中学生向けにおすすめされた本を知りました。
この問題集は小学生向けでもあり、本屋で内容を確認して購入し、下の子供たちに試してみました。
そのテキストは独特な視点の問題が多く、子供たちは楽しみながら学習を進めていました。それ以来、子供からプリント学習に変えたいという希望が出てきました。
タブレット学習の不具合
タブレット学習における避けられない問題の一つが、バグによるストレスです。
スマイルゼミでも頻繁ではありませんが、ペンの反応が悪かったり、正解なのに不正解と表示されたりすることがあります。これが子供にとってはイライラの原因になることがあります。
また、子供の字が読み取りにくくて正解と判定されないこともあります。
それでも、数あるタブレット学習の中では、スマイルゼミは比較的バグが少ない方です。
タッチペンの性能も他のタブレット学習に比べて優れており、手をついて学習することができる点も非常に良いと感じます。
一方で、プリント学習やテキストでは、こういったイライラが全くないため、学習が快適だと感じることが多いです。
親の本音
スマイルゼミを解約してプリント学習に移行すると、親が採点や解説を行う必要があり、負担が増えることになります。
間違った答えに対して私自身がイライラしてしまうこともあるでしょう。正直なところ、私はスマイルゼミを続けさせたいと思っていました。
しかし、子供がスマイルゼミをだんだんとサボりがちになってきたため、このままではいけないと感じ、気分転換に学習方法を変えるのも一つの方法だと思い始めました。
本屋で、子供が自分で採点や解説を確認できる問題集を探してみることにしました。
問題集とスマイルゼミの併用
最初はプリント学習に対する意欲があっても、すぐに飽きてしまうかもしれないと思ったため、スマイルゼミを継続しながらプリント学習も取り入れてみることにしました。
スマイルゼミを解約すると、タブレットが使えなくなり、再入会時には新しいタブレットを購入しなければならず、データもすべて消えてしまうため、慎重に判断しました。
しばらく様子を見ていると、スマイルゼミを3年間続けていたおかげで学習の習慣が身についており、プリントやドリルでも学習を続けることができました。
そのため、最終的にスマイルゼミをやめる決断をしました。
使用した問題集
スマイルゼミをやめるか検討している時に始めた算数ドリルは、解説がしっかりとしていて分かりやすく、子供だけでも理解できる内容です。
1日1ページ進める内容ですが、我が子は一気に何ページも進めてしまい、あっという間に終えてしまいました。
この問題集は、低学年から国語が苦手な中学1年生まで幅広い年代で使用できます。
上の子がスマイルゼミをやめた理由
上の子は、中学1年生の途中まで5年間スマイルゼミを続けました。
読み書きが苦手でしたが、スマイルゼミのおかげで小学校の授業についていけ、テストでもそこそこの成績を収めることができていました。
スマイルゼミ中学生コースの継続
スマイルゼミに対する不満は特になかったものの、地域の学力が高く、公立中学のレベルが高いため、中学からは塾に通うことを提案しました。
しかし、子供が塾に行きたがらなかったため、スマイルゼミや他の通信講座を検討しました。
中学生コースに進む際、小学生のデータをリセットする必要があったため、他の通信講座も考慮しましたが、スマイルゼミは9教科対応で定期テスト対策もできるため継続することに決めました。
ワークの課題と定期テスト対策
我が子の中学校では宿題が出ないため、学校で配布されるワークを自分のペースで進め、テスト前に提出するシステムでした。
我が子はそのペース管理がうまくできず、テスト前に十分な勉強ができないままテストを迎え、点数が取れないことが多かったです。
ワークに時間を取られ、テスト前の2週間はスマイルゼミをやる時間が取れず、それ以外の期間も他の勉強に追われてスマイルゼミの時間が減っていきました。
最終的にスマイルゼミを解約することにしました。
学校のワークと家庭学習用のワーク
自分で採点や解説を確認できるようになったため、その後は学校のワークや市販の参考書とテキストを購入して家庭学習を進めています。
テスト対策には学校のワークを繰り返し解くのが効果的ですが、下記の問題集も活用しています。英語は私がフォローしながら進めています。
スマイルゼミをやめた後の様子
それぞれの子供がスマイルゼミをやめた理由は異なりますが、共通しているのは、学習習慣が身につき、自学ができるようになったタイミングでやめたことです。
スマイルゼミを継続したことは、我が子にとって非常に良かったと思います。家庭学習の習慣が身につき、学習障害の疑いがあっても通常の授業についていけたのはスマイルゼミのおかげです。
スマイルゼミをやめたからといって、スマイルゼミをお勧めしない理由は一つもありません。
その時々に子供に合った学習方法を見つけて判断することをお勧めします。
塾に通わず、ドリルを選ぶのは大変かもしれませんが、似たようなドリルはたくさんあり、徐々に難易度を上げながら子供に合ったものを選んでいます。
紙の学習はスピード感があり、スマイルゼミと紙のドリルを併用するのも良い方法だと思います。
スマイルゼミをやめたことで理科と社会の復習は家ではほとんどやっていませんが、授業中にしっかり先生の話を聞くよう伝えています。
やめた後も学力が落ちることはなく、成績は維持できています。
末っ子の様子
末っ子はまだ自分で採点や解説を確認することができないため、そろばん式計算アプリ「ソロタッチ」を使用しています。
そろそろソロタッチを卒業するタイミングなので、スマイルゼミかZ会のタブレット学習を検討しています。
末っ子は難易度が高いドリルをやっているため、Z会が向いているかもしれませんが、継続しやすさと内容を考えるとスマイルゼミが一番かもしれません。
まとめ
我が家の子供たちは3~5年間スマイルゼミを継続し、家庭学習の習慣がついたり、小学校のテストで高得点を取るなど良い成果がありました。
しかし、途中で市販の問題集に興味を持ち始めたことや、タブレット学習のバグにイライラすることが理由で、最終的にはプリント学習や他の学習方法に移行しました。
スマイルゼミを続けることで学習習慣が身につきましたが、子供たちの学習スタイルや興味に合わせて学習方法を見直し、最適な選択をすることが重要だと感じました。